●当事者会フォーラム① ~団体紹介~


7/17(月・祝)に、北とぴあにて「当事者会フォーラム」が開催されました。

第2部の「発達障害者同士の活動を考える」フォーラムで、「つむぎ 発達障害当事者会」のピアサポーターののながパネリストとして登壇させていただきました。

まず、こうした機会を与えてくださったことに心より感謝いたします。

率直に言って、100人以上の人がいる前でお話したのは初めてで、とても緊張しました。

しかし、何とか自分の伝えたいことを伝えられたことはよかったです。

以下、「つむぎ」として団体紹介させていただきました原稿を公開させていただきます。
本番では、時間の関係で一部割愛させていただきましたが、ここでは全文を公開いたします。

1.「つむぎ 発達障害当事者会」の3つの理念
一、私たちは、自分が初めて当事者会に参加したときの、受け容れられた、という安心感を継承します。
一、私たちは、発達障害当事者および企業人、支援者が協働できる社会を目指し、相互理解を促進します。
一、私たちは、発達障害当事者の雇用の場とキャリアアップの機会の創出ができるよう努めます。

2.活動場所
「北とぴあ(王子)」と「東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋)」です。

3.活動内容
 ①茶話会
 ②テーマミーティング(テーマを決めた話し合い)
 ③ワークショップ(体験型講座)
 ④講演会(情報発信のため)
 ⑤協同学習会(傾聴に関する学習会、制度に関する学習会など)
などです。
その他、外部機関からの講演会や取材については、積極的かつ協力的に対応しています。

4.当事者会に対する私の思い
私は、初めて当事者会に参加したときに、「仲間として受け容れられた」という安心感を今でも大切にしています。

その後、当事者会で出会った仲間が就労継続支援B型を立ち上げて、そのお手伝いをしている時に、精神保健福祉士のことを知り、資格取得を目指すようになりました。

同時にこの頃から、当事者の集うイベントの企画をするようになりました。

これが私の当事者会運営の原点です。

当事者会の運営にあたり、様々な壁にぶつかり、投げ出してしまいたくなったこともありました。

しかし、当事者会の運営を通じて、
 ①発達障害や精神障害に対する理解
 ②Webサイト更新などIT関連のスキル
 ③メールの文章や企画書・議事録作成などのノウハウ
 ④運営や集団に関する知識
 ⑤コミュニケーションスキル
などが身につきました。

私は以前に自律神経失調症を患ったことがあり、それにより、新卒での就職の門戸が閉ざされて、新人研修の機会を喪失しました。

しかし、当事者会運営により一部補完できました。

また、当事者会活動を通じて、現在の職場(就労移行支援)と巡り合い、ピア精神保健福祉士として新たな道をあゆむことができました。

当事者会の運営そのものが、私にとって「人生のリカバリー」に繋がりました。

障害による機会喪失は私だけの問題ではなくて、これまでの3年間の当事者会活動の中でも話題になった問題です。

これらの補完をしたいという思いから、現在の「つむぎ」では、「発達障害のある人のキャリアアップの創出プロジェクト」にも関わっています。

こうした経験を踏まえて「つむぎ」では、当事者と支援者の架け橋になっていきたいと思っています。

当事者会フォーラム②に続く。